「自分を大切にできる。自分以外の人も大切にできる。」

生まれてはじめて家庭の外で体験する“小さな社会生活”の場。そこで学び育まれるべき一番尊いこと、それは“思いやり”だと考えています。「ありがとう」の感謝の気持ちは、自分を取り巻くすべてのものへの温かな思いであり、自分を支えてくれるエネルギーでもあります。感謝の気持ちを素直に示しあえる環境は、そこにいるひとりひとりの「こころ」が尊重され、子どもたちがのびのびと健やかに過ごすことができる豊かな場所です。園生活の中では、大人も子どもも丁寧な言葉で自分の思いを相手に伝えます。そして感謝の気持ちを相手に伝えて心通わせる機会を通して、人として誠実であることをとても大切にしています。
大切な乳幼児期の多くの時間生活する場が保育園だからこそ、ひとりひとりを温かい目で見守りたいと思います。お友だちと心身をふれあわせながら共にひとつのことに取り組んだり、様々な年代の皆様と交流し、また見守られながら、大きく成長していかれる環境をと願っています。

また保護者の皆様、関係者の皆様におかれましては、いつも温かいご支援ご協力をいただいております。これからも出会いを大切にし、皆様の良き“よりどころ”となれますよう、すべての子どもが健全に温かく育成される優しい社会文化の醸成に貢献して参りたいと思います。